一を聞いて虚数解

枠の外の話

いきなりあたたたかい

それでなくても今年も雪がふらないので、通勤含めわりと車でなくても動けるし、またカメラでいろいろ撮りたいな(と思うたびに翌週雪降るいけずな北陸ウェザー)

そういえば、2015年はカメラにお金かけた一年でした。
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E-M5買って(展示処分品)付属レンズと合わせた防滴仕様が自分にあってる感じを体感したのと
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レンズの描写。これですよっていう感じ。特にオリンパスはこの45mm
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この9-18mmの今まで持ってたレンズも良かったし
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そしてこの60mmマクロが来てからは描写という部分をこれでもかと体感できて(撮ってると自分のテンションが上がるのがわかってまたアガるというループ)
すごく楽しいなぁって思ったわけで。

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マクロ使ってると必然的に被写体が昆虫とかも混ざってきてややグロめになったりするので、見てる方は好き嫌い出るんだろうなとは思うけど。撮る方はそれがうまく描写されてるとテンション上がるのでたちが悪い。
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今年はお金かけられないだろうからいまのラインナップで行くんだろうけど、もしお金が入るなら75mmF1.8ほしいわ。ボディはE-M5でいいのでそっちがほしい。

音ゲーマーがiPad Proを買う10の理由(大嘘)

iPad Pro Wi-Fi 128GB ゴールド

iPad Pro Wi-Fi 128GB ゴールド

これだけ揃えば買わない理由はない(買う理由もない)
1:アーケードに近い感覚でjubeatが出来る
2:アーケードに近い感覚でReflecbeatが出来る
3:Cytusが出来る
4:Deemoが出来る
5:ToneSphareが出来る
6:Crossbeatsが出来る
7:Groovecoasterが出来る
8:頑張ればスクフェスもシンデレラステージも出来る
9:ポップンリズミンのことは忘れよう
10:Garagebandが最新バージョンでSoundVOLTEXみたいなエフェクトがかけられるようになったのでエフェクターになれる。
1~9は前フリ(だけど音ゲーなので音ゲーマー的にはこっちのほうが大事だけど)として、Garagebandのエフェクト機能、本当にSDVXですわ。みーつまのフィルター(直角はないけど)ビットクラッシャー、サイドチェイン、ショートディレイ、テープスクラッチ、ワブル、スクラッチの大体ができてかつ自分の好きなタイミングで、これらをミックスしてできるので、ぜひお試しいただきたい(ピッチシフトとかはできなかったような気がするけど)また、それによって「エフェクターがゲーム性と音楽性をうまくやってるんだなぁ」とか「直角ズルい」とかいろいろ感じて貰えれば幸いかと。とりあえず本格的なDAWとか機材には劣るとしても、デフォルトアプリで無料で出来るのにしてはかなり良い出来で、音楽的意味でエフェクトをかけるということに興味があるiPadを持ってる率が1~9の存在のおかげで比較的高い音ゲーマーならぜひお試しあれ。

まあ、最後のボルテ的エフェクトかけ放題をステマしたかっただけです。はい。
以下だいたいのエフェクト画面の説明。
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機能と技術と出来るものは相互関係にありそうでなさそうで

ガジェットやソフトウェア、ウェブサービスの場合「あれもこれも出来る」より「こんなすごいことができた」の方が評価が高いわけですが、そのすごいことに辿り着く段階としてまず「それらの基本的なことを使える」という段階に来る必要があるというかその上で「じゃあこれでこういうのやってみよう」という段階に行くわけで、その前に「これの使い方が完成したら過ごそうだけど、そこにまで至らない」で、頓挫するんだと思う。

「すごいことできた」という場合は、そのアウトプットのクオリティが全てなので、至るまでの過程とかはあまり気にされないとした場合「書き方のテクニック」とか「機能的な不便さ」が仮に多いとしても「機能を把握、習熟するまでの容易さ(とっつきやすさとも)」が優れてる方がアウトプットのすごいのが出て来やすい。

一度そうやってアウトプットが出てくると「音ゲーによくある二人目の達成者が早く出てくる現象」みたいに、そこから次の優秀なアウトプットが出てくる速度が急に上がる。そうなると「アレを使って頑張れば…」っていう思想が増えるのと「そのTips」が出回ることで、だんだん一気にその「とっつきやすい方」が地位を占め始めるってことで。

業務系になると「古い物と付き合っていく力」みたいなのがだいたい絡んできて、力で負けて難しい方に流れることが多いんですが。

で、それがなんなのさって言われると、自分の中のガジェットやサービス選びにおいて大事なことってなんだろうと、いろいろ買い替えの時期なんで、いろいろ調べると「あれはこんなこともできていいな」ってなる時が結構あって、だいたい失敗してるということを、この時、この大事なときだけは忘れてしまっているので、リマインダー的に。

ツールは作成を助けてくれても、ツールは自分の腕を上げてくれる訳ではない。ということで。

今年のために振り返る果実酒

今週のお題「今年こそは」

なのに、年明け早々振り返りとかどうよってなるが気にしてはいけない。
2015年というかその前からちまちまやってたけど、なんか今年は人に飲んでいただいたところ反応が良かったのが嬉しくてこれ作ったら?のリクエストに答えてバンバン作ってたので振り返り(夏以降)

キウイフルーツ(グリーン・ゴールド)
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グリーンとゴールドをミックスして作った。さっぱりと甘さとが合わさってかなり良かった。多分とミックスにしたのが勝因だったかなと。安く売ってる果物なので、定期的に作っていってもいいかも。

ラ・フランス
洋なしの果実酒も合ってもいいじゃないということで。
新潟といえばル・レクチェだけど、山形もとなりなので結構ラ・フランスも見かける。ラ・フランスはル・レクチェよりサッパリ系の爽やかな甘さなので、もしかしたら果実酒にはこっちのほうが向いてるかも?熟すと琥珀色になるのが案外不思議。作り方が悪いのか?砂糖少なめでもいいかも
ル・レクチェは現在作成中。結果は2016上期のまとめにでもかけたら良いなと。

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いちご
長崎の「ゆめのか」を使用(ちょうど安かったので)
まだ完成してないので年明けに。良い色づき。いちご自体甘いので砂糖少なめでもいいけど、砂糖も入れて「色から香りから味わいまで「まるでジャム」みたい」な仕上がりがいちごには似合う気がするので砂糖多めが好み。

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グレープフルーツ
ピンクとホワイトとミックス。単色のにはピールを入れて苦味を追加。飲みやすさで言えばないほうが良いかもしれないけど、グレープフルーツっぽさは結構出るので好きな人にはアリかも。果実自体はホワイトのほうが強かったけど、酒にすると飲みやすさはピンクだった。ミックスはもうしばらく熟成。
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りんご
紅玉とシナノゴールド。どっちもみつが甘さしっかりだったので砂糖少なめでもという志向で。完成は年明けなので楽しみ。
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今年こそはもっとクリティカルな果実酒を作りたいなと試行錯誤の一年になるかと。でもぶどうだけは法律に触れるという闇。

あけおめことよろ2016

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年はSNSとかいろいろ放りだしてフラフラって感じだったんですが、こびりついてたものが溶け出し始めるきっかけにはなったかなという気分で、必要なことだったんだなと思っています。

で、今年。今年あの場に戻らなかったら確実にフェードアウト確定なので、ペースを下げつつ(というかこれまでがハイペースだった感あるのでようやく人並みになるって言えるが)戻っていければ良いかなとは思いつつ、そっちよりもパーソナルな部分に力入れて行きたい。とは思います。やることもやめることもある。

2015-2016年末年始 | Flickr - Photo Sharing!

今週のお題「年末年始の風景」

ということで、年末年始に久しぶりになってしまった写真。カメラ買った時はいっぱいレンズ買うぞっておもったけど、マクロ一本でいいやって成りつつあるのな。75mmF1.8はそれはそれで欲しいけど。

ストリームを見なくなって見た2015年

今週のお題「今年見に行ってよかったもの」

2015年。私はTwitterをしなくなりました。Instagramもしなくなりました。Facebookはもともとほとんどしてなかったけど更にしなくなりました。ということでSNS系を一気に捨て去った一年になりました。別になんか理由が合ったというわけでなく、当時すごくしんどい状況なんで諸々嫌になって気分転換にやめただけなんですが。

もともとそんなにSNS系で付き合いがなかったのが幸いというか言動がそんなに好かれるものでもないのもあり、SNS関係の知り合い?だった人たちからもほとんどコンタクトもなくあっさり過去形の人になることなく、忘れ去られたようです。人は死んだ時にその評価がうんたらって言いますが、それが生前にわかる時代なんだなぁとしみじみ。(その分埋めるのかどうか知らないけどLINEの稼働率はすごく上がった。そういうものなのかはわからん)

去年から今年にかけてのしんどい状況と、しんどい状況にならざるをえない負荷の増大があって「人の幸せを許容できない」感じになってたのもあったのでナイス判断だったなと思います。自分の何やっても幸せを感じられない今の状況と周囲の楽しそうなことばかり飛んで来るSNS関係のストリームを見た時の対比。

別に離れたからってblog書くようになったり、他のクリエイティブなことしたり、他の趣味がってことでもなく、むしろ仕事の内々のことに忙殺されてるだけだった感はある(実際2015年はサッカー観戦が1試合しかしてないし、おかげで来年の年パス買う気が起きない。そのへんは追々)

そんな感じで離れててどうだったの?っていうのを一年近く経つ今振り返ると、年取ったなぁというのに集約されてるかと。

7年も経てば同じ仕事してても忙しさ、内容などは変わってきて、「発信できる時間」は減る。同時に発信できるようなことに触れていられる時間も減る。さらに言えば同じ発言をしても周囲の捉え方は明らかに変わってきます。例えば同じ「○○買った」でも歳が変われば「年甲斐もなく」って思われたり、クラスタリングがはっきりしすぎなくらいはっきりしてる昨今なら捉えられ方も極端になってきます。好意的にもその反対でも。

時事ネタに無自覚に触れて、一度炎上すれば各方面どころじゃすまない延焼範囲になるし、逆だとしたら自分に不釣り合いなくらいの持ち上げられ方をされる。別にそういうことを気にするような発言しないにせよなんか頭の片隅にそれが残ってしまうだけで「発言することの楽しさ」は薄れていきます(知り合いやそのクラスタリング周囲にも配慮しなきゃなーとかも考えちゃいます)

同時にそれは自分にとっても発言の思考基準にも影響しそうな感じで、時間がなくなるほどにストリームの情報を咀嚼できなくなり、「親密なところ」自分でか他人がかはともかく「集約されたところ」に偏って…という感じで「テレビばかり見てると(ry 」みたいなノリがそこに起きてしまいそうだと思ったりもしました。

自分の基準・感情がその風速に流されてしまいそう。SNS自体もともと自分の発言がパーマリンクを得て世界に飛んで行くサービスだけど、SNSが自分の発信だけでなくメディアツールとして発達するっていうことは自分の何気ない一言がものすごいブーストを掛けて飛んで行く感じなので、一言が自分にぶつかった時の風速・インパクトが以前とは違うし、数の力も以前とは比べ物にはなってない。

そんな怖さをユーザー層の極端な広まりと相まって、外から見てると感じたりはします(往々にしてそういう火種になりそうなところほど、怖さの部分には無自覚なんでなお怖い)

当然変わってない人、ところもあって、逆にそれを自分が見た時に「変わってない良さ」を感じる前に「変わってない絶望」を感じてしまったことも、最近は感想としてあったりします。すごくワガママな感想だとはわかってはいますが、それをはねのけるほどの余裕が自分になかった一年だったので「そうなってしまった」そうとしか言いようがなく。ただ、ストリームを通して自分の毒の部分弱い部分ともろに向き合ってた一年。とも言えたかも。

なんか、ユーザーの広まりに反して「使える人を選ぶサービス」に変化してるような、そんな気はしてます。

そんなこんなを経て2016年にはもしかしたらしれっとSNS再開してるかもしれないし、もうこのままフェードアウトしちゃうかもしれないけど、そんなことを感じた一年だったなぁと。良かったのかどうかと言われると「致命傷になる前でよかった」かも知れない。

うん。撮った写真貼りたいだけなんだ。すまない

カメラ関連も進化が早いけど、実際使う人間の使う時間のほうが追いついてない問題って如実にあるわけで。E-M5がM5-Mark2がでて安くなったから買ったのが3月。で、GWにこれを買って今9月になろうとしてるわけですが。どれだけ使えたかって言われると問題はある。サクッと近所とってインプレだけ書くのも、物の可能性狭める気が(とくにレンズとかみたいな「使い方でいろいろ変わる」ものだとなおのこと)してっていうのは建前で、実際は使ってる時間が少なかったので期間でフォローするしかないという話でした。

ざっと感想
・防滴は安心感であって必要かどうかはまた別(頭上から雪が落ちてくる時があった自分にはあっていいけど)
・純正フードのスライド便利
・フォーカースリミッター便利(フォーカスに時間がかかるので寄るとありがたみが)
・描写は段違いで同じものをとっても表現したい部分が変わるくらい(他社のレンズとの比較とかはか知らない)
・望遠としても使えるけど、使うと平凡な望遠になる(当然のこと)
・風が最大の敵(被写体ブレはよる方がすごいことになるという)
焦点距離的にテーブルフォトには向いてない、自然撮るなら画角としてはこれくらいは望遠の方がよい
・F2.8だけど暗さに強いレンズって感じではないし、実際数段絞って使うほうが多い。

描写性は他のレンズにはない画が出てくるというのがとにかく。あのコンパクトさからとは思えない描写力はなかなかすごいものがあると思った。防滴についてはたとえカメラが防滴でも、水場で撮ったり、水場に持ち込んだりしなければあまり活きない(携帯とは違うし、ほんの少しの雨ならそんなに恩恵ないし)けど、やる気がある人にとっては世界が広がるという意味合いかなと。

被写体としては「物質」ならわりとオールラウンダー。植物や昆虫や動物なら毛とかの細部までがっちり写すし、金属とか建築ならサビとか塗装劣化とかで時間の経過を描写してくれるのがいい。なので、ありきたり画角でベタな風景撮るよりも、旅の思い出を刻めそうなので、旅の相棒として使える感じはある。

お値段4万くらいなんですが、同価格帯のレンズでは飛び抜けた持ち味があるので、非常に良いレンズだなと。

ただ、これ使ってて75mmF1.8ほしいなって思うこともゼロではないんですが、これを買う当初に「春にこれ買って、冬には75mmだな」ってギラついてたのが嘘みたいに、そこまで欲しさが抜けておりまして。単にカメラに掛ける時間が減ってるだけだろと言われればそれまでだけど、これで結構な描写を得たので他のに興味が削がれたというか、これの60mmマクロ(近接描写)と9-18mm(超広角~広角気味標準)のコンビで自分のイメージ画角とあってる。夜景とか撮らないならこれでほぼOK。夜を考えるなら9-18を20mmに変えればそこそこなんとか。

「撮る」ってことを考えるとこれと9-18mmでだいたいカバーできてて考えなきゃいけないことが少ない方がいいなぁという感じに至るこの頃。
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植物とかをまじまじとみたくなるし、見に行きたくなる。
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サビとかと描写の高いレンズの親和性。いいよね。物を撮るんじゃない。サビとか劣化部分を介して、時間を撮るんだ。なんてね。