一を聞いて虚数解

枠の外の話

ダメなときはどんなレベルにせよダメって話

アジアカップ続き。当然のようにいまだに試合見てないし、以降も見るつもりもないのでやっぱり偉そうな事は言えないし言わないけど、何となく『ああ、たけしや甲府のの自信の根拠ってこういうところにあったんだ』となぜか甲府のこれまでのことを思ったりして。

はい、そこ『盆地が調子に乗るな』とか言わない。決めきれないで最後に…ってのは明らかに甲府のやっちまうパターン。しかもシュートが少ないのが、『打てない』じゃなく『打たない』と感じた人が結構多いみたいで。(根拠なしに等しい当社調べ)なんともますますどっかのチームの負けパターン。単純にフィニッシュの問題なんだろうなと直感的に思うわけですよ。ただ精度もさることながら、精度にとらわれる事もまた問題。

ここで決められなかった事だけに目が行って、『精度』だけに捕らわれるとますますシュートを打たなくなるという悪循環になる恐れが。連敗中の甲府がまさにそれ。大事なのは決める事もあるけどシュートを打つ気概かと。リスクを負う分決めるのは責務。ただ、シュートで終わるのは義務。決められない事より打たない事をせめるべきかと。

というような、甲府サポならこれまで身をもってあじわってきた『お約束』が、Jの上澄みで作られた『代表様』でさえ繰り広げられてるんだから、リスクを負うチーム、ポゼッションを狙うチームの避けて通れない道なんだなと何となく思ったり。ましてや甲府なら避けては通れるはずもなく(いや、出来れば避けて通って欲しかったんだけどね)こんな目にあうわけなんだなと、何となく割り切れた気になった。そりゃ、あんなヘタレゲーム繰り返しても『続けていきたい』なんてサポーターに対する挑戦状かと言いたくなるようなテンプレコメントを繰り返せるわけだと。(土曜に勝ってるからこういう考え方できるんだけどな)

まあ、それでも1点取って、引き分けですんでる分はやっぱり甲府と代表の差だというわけで、(ただその一点とれる事と一失点で済むというあたりの差は果てしなく大きいが)あとはそこから何が良くなかったかに気付くだけ。で、甲府は茂原・林・増嶋が外れるという『アクシデント』によってそれを抜けるきっかけを見いだした訳で(まだ抜け出したとはお世辞にも言えないけど)、果たして代表様はどうやって、どんなきっかけで抜け出すのか。それとも自ら修正してこれるのか。J1残留争いチームと同じ轍だけは踏まないようにとお願いしたいところですが。ただ、これだけは言える、カギは技術じゃない。気の持ちようだと。