一を聞いて虚数解

枠の外の話

もっと楽しくゲームしようぜ。

販売が全てではあるのは確か。でもさ、評価ってそんなに短期的な物でいいのかい?そんな短期的な発想かつ、売り上げ以外が考えられないから、リメイクが異常なまでに売れて、最近のソフトは一部のファン向けに特化され、DSやWiiが世界中で売れていくんだと思うんだ。
「マリオ時代」の黄昏 (デジタルエンタメ天気予報):NBonline

 勘のいい人はお気づきかもしれません。すでに多くのゲームが、「毎日コツコツと積み重ねたデータが集積され、それが面白さを産んでいく」という仕掛けを施すようになっていますよね? オンラインを通じて、さまざまなデータが集まっていくエンタテインメントが用意されるようになっていますよね? 変化への準備は、すでに始まっているのです。

とはいうけど、じゃあ毎日こつこつためるシステムなら良いのか?んなこたーない。毎日こつこつできるおもしろさがないといけないんだよ。

これだけゲームがあふれかえる世の中で、人の24時間のうちの何割かを毎日にわたって割くだけの「おもしろさ」が無いといけないんだよ。それができるゲームを「良いソフト」っていわないでなんて言うのさ。単純によい作品を連発しているために感覚が麻痺してるんでないか?

データベースがあればいいのか?ノウハウを蓄積させるシステムが荒ればいいのか?そんな訳はない。日の目を見ずに散っていったサービスやソフトからは何を見てきてるんだい。

確かにユーザーがおもしろさを加速させて行くのが今の潮流かもしれない。でもそれにかまけて、今ある作品のおもしろさを否定する事なんて、その業界の人が言って良い事なのかい?

時代は変わるかもしれないけど、根底に「ゲーム単体としてのおもしろさ」を鑑みないセルフジャッジは単なる自爆としか思えない。

余計なノイズ抜きに心から楽しくゲームやった上で評価してくれるユーザーの評価が聞ける今の時代、そんな見方しかできない人の方が終焉してしまいますぜ。