非常にどうでも良いところでのiPhoneと他の端末の違い。
いやーイーモバすごいはイーモバイル。本当に家で無線LAN使ってTouchでブラウジングしてるかのようなsafariのスピード。それが歩いてても、出先でも、車とか乗ってても体感できるってすげーわ。って単純に思った。HSPDAバンザイですね。
でも、それはともかく
「iPhone独壇場の時代は終わった」と千本氏 イー・モバイルがタッチパネル端末で
「まだ独壇場なんてはじまってねーよ」っていうつっこみを総出で喰らうようなお言葉を発しています。その中で
「世界のタッチパネル端末はiPhoneだけではない。Apple以外のあらゆるメーカーがタッチパネル端末を出してくるだろう。」
と、おっしゃってるわけですが。まあそれはその通り。そうなんだけど、それを聞いて「タッチパネルだけで売れたわけじゃねーだろ」っていうつっこみもあったりして、それに非常に納得してしまいました。*1
で、それを聞いてなんとなく何がすごいんだろうと考えたら一つ思いついたのはやっぱり、
safariが本当にMacのものとほぼ同じブラウザであって、それをこのマルチタッチパネルに搭載してきた
ってことなんだろうなと。
そうすると何が他と違うかというと、
ちょっと昔の「パソコン初心者のおじさんおばさんにありがちなこと」的なネタ。
「マウスで指してください」って言われて、本当にマウスでディスプレイの文字を指す
よく、初心者の中でマウスのポインタで指すって意味が解らず、ディスプレイに直接っていう類のネタ
iPhoneってその「初心者にありがちなミス」つまりは「多くの人がやりがちな間違い」を「正解」にしてしまったんですね。
Windows mobileや他のモバイルデバイス用のソフトの「それ用にカスタマイズされた既存のコントローラー*2で動かす」という一度学ぶというか習得する手順がいる方法でなく、さわる・払う・つまむとかの「直感的に誰もが思いつくけど、コレまでは間違いだった方法」を正解にしてしまったというのがすごいんじゃないかなぁと思った。
動かし方が、ただ直感的でなく、「一番多くの人がやりがちな直感的なミス」だったって所がすごい。何となくそう思った。
「多くの人を正解に導く」ではなく「一番多くの人が思いつくやり方を正解に」たぶんこれは他の端末もひっくるめて言えることなんだろうなと。
だから、タッチパネルというくくりはこれから激しくなるんだろうけど、少なくともiPhoneの独壇場は続くんだろうなと思う。初心者というか新規層にもっとも、直感的に訴えかけられる今のところ唯一のデバイスとして。
まあ、非常にどうでも良いところですけどねぇ。何周もしたネタだけど何となく。