一を聞いて虚数解

枠の外の話

めんどくさい昨今における、損のしにくい電子書籍との関わり方(仮)

電子書籍って最近は色々出てきて本格的に始まってるんかねーという状況で、少しづつ試してみたりしてるんですが、もともとiPadなりを持ってると荷物増えないし、オフライン環境でも端末一個で時間潰せるようになっていいなってなります。

ただ、いきなり取って代わるって気には至ってないのは実状で、始まったばかりだけに品揃え的にはまだ厳しい感じもあるだろうし、書籍ストア毎にアプリの使い勝手が違うってあたりもなれるまでは結構面倒だなと思います。品揃えか各社アプリの使い勝手一緒にしてくれ。

そんな感じでまだまだ途上の国内電子書籍と現状どのように楽しむか。「手軽に」かつ「損した気になりにくい」って観点で。もちろんこれが正しい訳でもないし、電子書籍をディープに使ってる人、本を読みまくってる人には関係ない話ですが、端末あるし多少触ってみたい、本を持ち歩くのは面倒って人にはこういうスタンスもあるのではと。

・セール品な単発の小説あたりが狙い目
(セールはKindleが金曜、koboが月曜、あとはわからないですが、わりと各ストア色々やってます。結構安売りされるのは共通っていう感じはあるけど)
・マンガは手を出しにくい
(巻数と読みきる早さの割りの値段比としてややお高い。絵と字の比較でしょうがないんだけど)
・続き物は手を出しにくいけど数巻程度のだったら
(1巻は割安とか無料とか結構ある+ノベライズだとわりとハイペースで買わないで済む)
・ストアにこだわらない→専用端末でなくタブレット+アプリの方が楽
(まあ、Kindle選んでおけば無難っていうのはありますけど、セールは他のところに結構美味しいのがあるときもあるので)

どっぷりな人でなければ、基本的に「オフライン時に時間を潰せる」コンテンツが、普段の荷物から増えずに楽しめるっていう、「邪魔にならなければ持ってても損をしない」っていうくらいのスタンスで触れればいいし、読み捨てとまでは言わないけど。

変な言い方だけどセール品の小説あたりはそこに一番当てはまる。手を出してなかった物に手を出す来脚気にはなるだろうし、ちょっとハズしてもそこまで痛手でない。ちょっと前に話題の作品って特に。話題だった頃に手を出してない作品なら。もし大当たりならそこから古本でも探せばいいわけだし。

ストアにこだわらないっていうのは、過渡期だししょうがないっていうのと、かつてあった「書籍アプリ」だと思えば多少割り切れるかと。アプリ自体はお金かからないし、場所も取らないし、比較とかセール狙いという意味でも、そこまでこだわらないコンテンツであれば断片化もあとあと気にならないし。安く手に入れてたらあとあと本命の所で買い直しても痛手ではないだろうし。

読み切りというか使い切りというか「読めなくなってもそこまで困らないけど、時間を割安で潰せる」というスタンスの本を選んで行けば、一気にメインにとまでは行かなくとも、それなりに電子書籍に慣れつつ楽しめるのではないかなと思ってます。

そういう間に各位に起きましては、こんなこと考えずとも人柱感なくバリバリ電子書籍が買える環境を整えていただきたく(偉そう)