一を聞いて虚数解

枠の外の話

Xperia Z Ultraに無駄に夢が詰まってる感

まず「大きい」
6.4インチ。「電話機能isキャリアとの体面上付けたけど使うかなんて余り考えてないんだぜヒャッハー」と言わんばかりのサイズ。何が捗るかといえば、書籍を読むとか動画を観るとかあのへん。ミュージックプレイヤーとしては別途ご用意下さいレベル。でもタブレットじゃないと言い張ることで、通話もできるし、ミュージックプレイヤーにもならないことはない。

次「やたらめったらなスペック」
やたら薄い(バッテリーが犠牲に)やたら防水(バッテリー交換が…)やたら軽い(なにが起きることやら…)やたらスタイリッシュ(落としたらやばそう)などなど一長一短の折衷をとってないかのようなやたらめったらに尖った感じ。全方向とがらせると人選びすぎて結果人気でないだろみたいな、SONYにありがちな罠をふんだんに織り込んでて「やたらめったら」という言葉がよく似合う作り。ただし、全体的にスペックは申し分ない。あと、絶対高そう。そこらへんまでやたらめったら。

さらに「ペン(デジタイザでない)書き」
GALAXY Noteとかはペン書きのためにデジタイザを採用してるんですが、弱点として、対応したペンでないといけないので、ペンが余計にいる。とか、デジタイザのキャリブレーションがいるので、地味に左利きにはキツい(付属のペンは設定できても、外部のデジタイザペンだとずれるんですね)とかあったんですが、タッチ精度カリッカリにすることで、既存のペンでなぞるとペン書きできるという「一方ロシアは鉛筆を使った」的なノリ。

デジタイザの方が筆圧検知とかしてくれて精密な描写には強いんでいいんですが(さすがペンタブ独占企業の技術)、じっさいあの手の端末でプロモート的に以外でそこまでの筆圧検知を求められるのかという部分と、専用ペンが要らない(なくても代用可)

http://japanese.engadget.com/2013/06/25/xperia-z-ultra-6-4-snapdragon-800/
そんな感じで国内で、こんな無駄に夢が詰まった感ある端末が出るのかどうか。生暖かく見守ってます。