一を聞いて虚数解

枠の外の話

(´,,•ω•,,`)わわっ 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームですか!

残留争い目下のライバルに負けての6連敗。で、ガチ切れの激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームで、ブーイングに「文句があるなら俺に言え」との事なので、リクエスト通りに言ってみる。
負けパターンが確立されすぎてるのがまず伺えてて
・最初ちょっと攻める
・シュートはいらないうちにだんだん攻められなくなる
・サイドから組立てるはずだけど、実際はサイドから先にいけてないっていう感じ
・攻撃陣がどんどん押し下げられて前が孤立でどんどん守勢一方だけどカウンター出来ない(しない?)
・守備疲れから不意に失点→ガックリ来てますますつかれる
・そこから攻め始めるけど時既にお寿司
みたいな展開。これ見てると最初で点が入ればって思うけど、そこと同時に「最初以外守勢で押し返せない」という点が非常にヤバイ。つまり最初だけ相手に「様子見」されて、いつもどおりだと解ったら同じ対応をされてるということ。相手からすれば「与し易い」相手であるということの証左。

押し返せないっていうのは「相手にとっての脅威がない」攻撃陣があれだけ点取れないんで相手も「致命的な事しなければ」ってなってある程度持たせつつ真ん中は固めればってなるのは当然。サイドから崩すっていっても実際、サイドでボールもたせてると相手としては安心という感じだし。

何が脅威になってないのかといえば、平たく言うとシュート打たないにも程があるあたりかと。実戦でシュートを打たないってことは「よりよいシュートへ持ち込むためへのアイデア」というものを構築するのがかなり乏しくなるんじゃないかと思う。サッカーにかぎらずどんなことにせよ「ひと通り最後まで通してからその体験を元に逆算して」みたいなことがあるかと思うけど、ひどい時には5本も打てないような少ない本数だけで、実戦としてのアイデアの構築のチャンスが少なくなってるのではと思う。

シュート数が少ない→アイデア構築・修正ができない→シュートのための選択肢が減る→シュート数が減る(少ない)のループになったことが原因なんじゃないかと。

練習と実戦の構築の差で顕著に言われるのがミドルシュートがないってことで。そりゃ攻撃の構築してるはずの練習でミドルシュート打ったりドリブルゴリゴリで決めちゃ練習にはならないだろうけど、実戦ではミドル打つ気配のないサイドからしか崩さないというのは、それやってると相手としてはやりやすいだろうと。ただ当然「選手が打てない」のか「チームの方針として打たない」のかがよくわからないんで悩ましさがあるんだけれどそれはどっちにしても突き詰めていくと監督なりが改善して行かないといけないような気がする。

要は「練習の成果を試合で真面目にやろうとしすぎなんじゃないか」っていうのは「真面目であるほどに陥りやすい」のでなお厄介。かと言って監督も選手もコーチもみんな必死に真面目にやってるのはひしひしと伝わって一概に責められない。だけど、それだけに練習でやったことから抜け出ない感じが単調さを産んでる気はする。悪いことやってるとは微塵も思わないしというTheもどかしさ。

練習でやってるとは思うんだけど、練習と実戦の差はやっぱり必ずあるだろうしそこを良くするには試合でも打っていくしか無いんだろうとは思う。メンタルって言うけど欲しいのはもっと積み上げることで得られる自信・信頼の意味でのメンタル(勝者のメンタリティ()みたいな奴)で、リバウンドとかリカバリーとかはそのきっかけにすぎないんだと思う。で、それは練習だけじゃなく実戦でやらないと絶対に得られない。

実際は逆算してるんだろうしそれから構築してるんだろうと信じてる。けれども今は端からだとゴールって目的を見失ってる感じに「見える」てしまう。「選手がやってないんじゃないか、監督がシュートよりパスの方に頭を回させてしまってるんじゃないか」と。

連敗と売り言葉に買い言葉にかこつけて監督に偉そうに言ってしまったけど「先制点が」とか「チャンスをしっかり決めていれば」と同じパターンで負けて同じ事言われればこう言いたくなる気持ちにもなるって事で、FC東京の時に城福さんの後に就任した大熊さんがひたすら「ゴール前でのシュートパターン」を練習してたって過去の話を思い出すので少し踏まえてくれると助かるなーって。

スタートがアレだったので「監督に」って言っちゃったけど、同様に選手にも打ち破れる壁なんじゃないかなとも思うわけでして。最初とパワープレーの時と点差がついてる時ははあれだけ真ん中ゴリゴリ行ってるのに、それ以外では本当にサイドでグリグリやって中を敵味方ともに「フリーズ」させてしまっててちっとも動いて見えない。ゴール裏って真ん中辺りに陣取ってるからそこらへん目立つんですよね…「また動いてない」って。だから多分選手たちもピッチにいるんだしそこを実感してるんだと思うんですよ。

なので選手の皆様には、こんないい監督めったにこんなチームには来ないんで、ぜひそんな監督でも絶対に伝えきれない「選手としての成長」をこんな立派な監督でも「ゴールへつなげる細部」で見せて監督を助けてあげて欲しいな。とは思います。どんなに頑張っても監督コーチサポーターはピッチに経ってボールに触ることは出来ないんですから。

とか言ってたらパトリックとかで。ココらへんは中断期の時に「ウーゴはまじめに走るけど脅威にはなってないからなー。オルチは脅威になるけど走らないし、常に脅威になってるわけではなかった」っていう辺りとかぶってきてて、勝ててない上にその間の得点が絶望的に少ないという以上はしょうがないのかなと思ったりする。もっとボールを預けてあげられればと思ったりすると寂しいけど。

ただ、この後の試合とジウシーニョとかが合流した後も合わせて、得点が取れるようになるかっていうのはきっとこれからの「実戦でどれだけ打てるか」「どれだけ打つことの重要性をチームの方針と柔和させるか」という部分にかかってくるような気はする。どんなストライカーがいても、ソイツにパスを出さない、シュートを打たせないなら絶対に点は取れないんだから。精度のあるパスを求めてそれまで構築を追求するのもいいけど、ある程度は流れを許容してもいいんじゃないかなって思う。

ホント、こんなこと書いてて次がそのFC東京戦とかなんとも日程くんさん恐ろしい。