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一を聞いて虚数解

枠の外の話

城福さん退任に寄せて その2:今後はどうなんだろう

城福さんとの3年で色々変わったなぁって思うけど、具体的にどこかって言うと、走ってる頃にはわからなかったけど退任して振り返るとわかる。かもしれないので振り返る。

3年間でJ2からJ1に上がったチームって位置からJ1の下位に位置するチーム。っていう変化をしたのかなって思う。意味合いとしてはにたようなものじゃんとか言われそうだけど試合への評価、スタイルへの理解、その辺の間隔は見る方も粘り強さと言うかその辺が出てきてるなと思った。チームダヴィでの勝ちあがりの2012も、8連敗した2013も、勝てないながらも勝ち点積み重ねて2014も。とにかく「粘り」っていう部分があったと思う。

そこはスタジアムで見てても、ベテランでも若手でも同じようにそういったチーム戦が出来て、規律が保てる戦いができるようになったりと現場的成長はこの結果がすごく物語ってた。今年なんかは相手のおこぼれの部分はあるけどそれでもチャンスとしては少なかったしそのチャンスが転がってきたのは後半で、その時に3連勝みたいな事できたのはそのへんが大きかった。とは間違いなく思う。

観客動員とかクラサポ人数とかは落ちてるんでピークと現状の差があるとはいえ、そのへんの成長のお陰で減少幅食い止めてるってことなのかもしれない。

とはいえ、此処から先は結構むずかしいなとも。退任時、退任後と誰もが暗に思ってた事をもろに城福さんに言われちゃって。甲府の今後に対して致命的なことをもう一度指摘されてしまったことは今後、真に解決するまでずっと付きまとうんだろうなと。クラブとしての環境と行政の問題が。

初めて明かす甲府での3年間の秘話。城福浩が語るプロヴィンチャの苦悩。(1/7) [オフサイド・トリップ] - Number Web - ナンバー


さっくり言うと、昇降格を繰り返すことで観客が我慢強くと言うか、ある程度割り切りが出来てきた良さの半面、町としての盛り上がりの爆発力が減ってきて行政という腰の重いところを動かすのは大変になってきてるなぁと。(初昇格の時に某練習場の裏切りに近いアレはひどかったなぁって)

プロクラブとしての環境は正直アレなところは、最近改善が始まったけどそれでも固定できる練習場がないというJ2上位でも最近は少ない状態(最近のJ2上位金持ち多すぎという点はともかく)まず、それを3年間ずっと言われてた。で、それをどう解決するかって時に、クラブがすごい金持ってて自前で用意できるならともかく、スタジアムとか考えれば行政との連携は必須なんだけど、そこから先はある意味潰れかけのころより微妙な関係。地域密着的に見た時に優等生的な扱いをよくされる甲府ですが、そのリターンって時には逆に存続問題時期の影がいつまでも残ってる感じ。小瀬の使用料に都合つけてもらっているとはいえ、練習場とかに関しては某町がアレな事した後に医大と韮崎市に助けられてようやくという状態。

助けてくれるところもあるけど、それ以外は冷たいというか盛り上がる時にそれに乗っかって、盛り上がらなければ最低限の付き合いに留めることでローリスクでリターンを得る魂胆なように見える。グローリーハンター的なのではなく、なまじ付き合いは続けてるのでなお強く出せない。それが今後クラブが上に行くとした時には辛いところで、それを今後どうやって解決していくか。それは非常に根深さがある。

さらにここも城福さんが言っちゃったけど、この2年の苦しみながらの残留によって「現況でもなんとかなるんじゃね?」という方にそういうところが思考として流れてるんじゃないかと。

その手の人達からすれば「ローリスクでリターンがあればいい」って訳で、リターンよりもリスクが少ない方がいいという思考になる。つまり「現状の成果を手出しを少なくして得られればいい」って発想になるわけで(某町なんか最たる部分ある)結局のところ、「予算を削りつつ現状維持(か何らかのラッキーで上昇)をするチキンレース」的な仕組まれたジリ貧なのは言うまでもない。

それをどうやって打ち破るか。設備を整え、J1で戦える程度の水準の同じ程度の予算でやっていけること。ということを確保できるか。が問題かと。このへんは選手にも本来コーチングスタッフにもお門違いの部分なわけで。じゃあフロントが…なのかって言うと、それもあるけど首長とか議員(に付随して行政職員)とかは住んでる人たちが選んでるわけなんで、サポーターというか住んでる人たちがどうやってその手の人達に訴えかけるか。っていうところなんだと思う。

問題は自分がその範疇に居ないので、偉そうに言う立場でないので、あとは皆様に委ねるしかないんだけど、今年の成績を持ってもこの冬の移籍市場がこうだったという現実を見れば多少はいい方に動いてくれる…といいなぁと思う次第。

ここもまたこの3年で得た(ように思える9「粘り」が大事。なんじゃないかなと。

そして次の樋口さんでのサイクル。でどうなるか。2015の立ち位置はそんな感じかなと思います。