一を聞いて虚数解

枠の外の話

モノクロの使いどころメモ

超久々にカメラもって写真撮った。その辺の話はまた別の機会にってことで、今回は撮っててたまたま使ったモノクロエフェクトが妙にはまったので、その面白くなる瞬間についてメモ。
RAW→カラー現像
P3080094 | Flickr - Photo Sharing!
すごく雄大な山なんだけど、普通に撮るとあまりインパクトないし、逆光に負けて白飛びしまくる。
逆光は正義ではなかった?

ただ、こういう「逆光+複雑で見どころとしては微妙な風景+微妙な天候」をモノクロにすると
RAW→モノクロ現像
P3080094 | Flickr - Photo Sharing!
日差しが結構生きる。雲の形や山の稜線など、線が複雑な方が面白さが出る。モノクロってカラーがない分「光の明暗」や稜線とかの「光(ないし陰)の形」の面白さが目立つんだなって思った。逆によくWebとかにある「ちゃんと普通に撮れたものを単にモノクロにした」ものはちゃんと写ってる分そんなに訴えかけるものは出ないような気がした。(ちょっと露出暗くしすぎたけど、光が射すのがわかりやすくなるので、それはそれでありかと)
P3080094
P3080094 | Flickr - Photo Sharing!
なお、オリンパスのカメラにあるラフモノクロームエフェクトを使うと、もっと激しくなるけど、粒状感すごすぎて稜線が大雑把になりすぎるので、これはこれで難しさというか違ったものがあると言うことがわかる。ただ部分的に山に陽射しがあたってるのは強調されてるので好き。雪山の日光の有無での見た感じが違うっていうのがわかりやすく出てるのでぱっと見インパクト出て、元のカラー写真より何を見て撮りたくなったのかがはっきりする良さがある。

わりと逆光に遭遇しやすい自分としては、逆光時でもそれなりに面白く撮るためにこういうやり方もありなんだなと思わせてくれたので良かった。あと、このカメラとレンズ(E-M5+M.Zuiko 45mm F1.8)もはまった感じある。