一を聞いて虚数解

枠の外の話

うん。撮った写真貼りたいだけなんだ。すまない

カメラ関連も進化が早いけど、実際使う人間の使う時間のほうが追いついてない問題って如実にあるわけで。E-M5がM5-Mark2がでて安くなったから買ったのが3月。で、GWにこれを買って今9月になろうとしてるわけですが。どれだけ使えたかって言われると問題はある。サクッと近所とってインプレだけ書くのも、物の可能性狭める気が(とくにレンズとかみたいな「使い方でいろいろ変わる」ものだとなおのこと)してっていうのは建前で、実際は使ってる時間が少なかったので期間でフォローするしかないという話でした。

ざっと感想
・防滴は安心感であって必要かどうかはまた別(頭上から雪が落ちてくる時があった自分にはあっていいけど)
・純正フードのスライド便利
・フォーカースリミッター便利(フォーカスに時間がかかるので寄るとありがたみが)
・描写は段違いで同じものをとっても表現したい部分が変わるくらい(他社のレンズとの比較とかはか知らない)
・望遠としても使えるけど、使うと平凡な望遠になる(当然のこと)
・風が最大の敵(被写体ブレはよる方がすごいことになるという)
焦点距離的にテーブルフォトには向いてない、自然撮るなら画角としてはこれくらいは望遠の方がよい
・F2.8だけど暗さに強いレンズって感じではないし、実際数段絞って使うほうが多い。

描写性は他のレンズにはない画が出てくるというのがとにかく。あのコンパクトさからとは思えない描写力はなかなかすごいものがあると思った。防滴についてはたとえカメラが防滴でも、水場で撮ったり、水場に持ち込んだりしなければあまり活きない(携帯とは違うし、ほんの少しの雨ならそんなに恩恵ないし)けど、やる気がある人にとっては世界が広がるという意味合いかなと。

被写体としては「物質」ならわりとオールラウンダー。植物や昆虫や動物なら毛とかの細部までがっちり写すし、金属とか建築ならサビとか塗装劣化とかで時間の経過を描写してくれるのがいい。なので、ありきたり画角でベタな風景撮るよりも、旅の思い出を刻めそうなので、旅の相棒として使える感じはある。

お値段4万くらいなんですが、同価格帯のレンズでは飛び抜けた持ち味があるので、非常に良いレンズだなと。

ただ、これ使ってて75mmF1.8ほしいなって思うこともゼロではないんですが、これを買う当初に「春にこれ買って、冬には75mmだな」ってギラついてたのが嘘みたいに、そこまで欲しさが抜けておりまして。単にカメラに掛ける時間が減ってるだけだろと言われればそれまでだけど、これで結構な描写を得たので他のに興味が削がれたというか、これの60mmマクロ(近接描写)と9-18mm(超広角~広角気味標準)のコンビで自分のイメージ画角とあってる。夜景とか撮らないならこれでほぼOK。夜を考えるなら9-18を20mmに変えればそこそこなんとか。

「撮る」ってことを考えるとこれと9-18mmでだいたいカバーできてて考えなきゃいけないことが少ない方がいいなぁという感じに至るこの頃。
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植物とかをまじまじとみたくなるし、見に行きたくなる。
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サビとかと描写の高いレンズの親和性。いいよね。物を撮るんじゃない。サビとか劣化部分を介して、時間を撮るんだ。なんてね。