一を聞いて虚数解

枠の外の話

ガチアサリ戦術論

勝とうガチアサリ。楽しくやろうガチアサリ。というかちゃんとやると楽しい。一人で無双すればいいやという元も子もない発想はこの際ガン無視する。結局この辺は「強くなったら相手も強くなる」ライバルマッチングでなく「強くなったら味方が弱くなる」キャリーマッチングという思想が噛み合ってない悲劇なんだけど。

基本戦術
・守備のゲーム
高レベルになればなるほど単独では崩せないので、来た相手を崩してそこの数的優位を利用するというのが一番シンプルな手なので。また他のルールと違って守りだけでもスコアが動かないのでそれでもなんとかなるというのもある。
・得点は回数より一回の得点をなるべく大きくする
回数増やす事にも意味はあるけど、ペナルティとカウンターシステムを考えると、一回で稼いで後はしっかり守る方がリスクの高い時間が減らせるのと、逆転するにはどのみち大量得点が必須になるのでそれを普段から取り方を覚えている方が強い。攻撃のあとの数的不利から形勢逆転→大量失点が結構多いのを考えると、大量得点につながらない攻撃を繰り返すのはあまり得策ではない。
・アサリの所持数がキモ
当然現状の得点で有利不利はでるんだけど、アサリを多く持ってる陣営はそれだけ「塗りが広い」「アサリ回収できる勢力圏」という意味で、多方向から攻撃ができる、相手の出る位置を押さえているということで、かつ一度に大量得点できる状態にあるという意味でもある。なので、ビハインドを覆すときにはまず塗替えし兼アサリの回収をしっかりやることが大事。
・ロースコアを許容して5分フルにあると思え
上記の通り。ノックアウトがしづらく、守備を重視するとおもったより長期戦になるルールなので。反対に初手で大量失点したときにもその考え方だと逆転はしやすい。
・突出しすぎない、下がりすぎない

考える勝ちパターン
・初手は自陣のアサリを集めつつ、ゴール前→自陣荒らしの処理兼クリアリング
→特に相手にパブロかカーボンがいる場合は速攻を仕掛けると思っていいので確実に処理(結構無防備
・ステージ中央を抑える
→バッテラの橋、チョウザメの中央など中央かつゴールに向かうルートを監視できる位置を確保し、かつアサリの確保量でアドを取る
・ガチアサリをSPに合わせてシュート→大量得点
手持ちがなくなった後の選択肢はリスキル→アサリ回収ができるに越したことはないが、とっとと中央まで引く方が隙がなくていいと思う。ここで全落ちして中央を取られるのが最悪手。

感覚的にはアメフトとバスケの間の子みたいな感覚になるかと。アメスポ特有の攻守のターン制があるスポーツ。

守備の基本思想
・最終ラインはアサリが投げられる位置より前で組む
・理想はステージ中央を抑えて防衛ラインを作る
・自陣のアサリは確保
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守備についてのイメージはこんな感じ。ステージによってある程度違いはあるけど、大まかにこの2ラインを意識して防衛→アサリ回収→相手防衛攻略としていくと、安定した戦いができる。
反対にゴール前に陣取るのはゴール前以外を相手に明け渡してるので、一回相手を倒せても二回目ジャンプできたときに突破されやすかったり、リカバリーが遅かったりとメリットが無いので、本当に最終防衛のとき以外ではやらない方がいい。

攻撃の基本思想
・ワンチャンスで取れるだけとる
・取ったら「戻る」(継続ができるにしてもある程度で引く)
・突出は愚策
反対に攻撃については単騎突貫に頼らない(もちろん膠着状態時延長時など必要なシーンはあるが)ように味方に合わせる、合わせさせるような攻撃ができるように意識すると安定する。
取ったら戻ってライン防衛はおそらく野良だとほとんど意識を合わせることが不可能なんだけど、一人でもそういう意識がいるとだいぶ違うと思う(中央でなく最終防衛ラインでも違う)優位状態、優位な位置を確保すること、またオフェンスしたイカが帰ってくるまでディレイをするという意識は大事。

実際ガチマでやるとだいたい一人で苦労して勝手に負ける感じになるのでもどかしいけど、ある程度コミュニケーションが取れる試合の時はこの辺を意識してみると連携や安定感を感じられる…かも。