一を聞いて虚数解

枠の外の話

勝って兜の緒を締め…つつ攻めよう。

なんとかシーズン初勝利。「久々に負けた」とか誰かが余裕をかましてたのすら懐かしいくらいに勝てなかったので、本当にようやくって感じが。

にしても、水曜日の絶望とは何だったのか…ってなりそうだけど、やっぱりチームだけに地続きではある。が、勝つのと負けるのと。シュートを放つのと放てないのとでは意味が違うなと。

指向としては水曜も土曜も一緒だなと思うし、水曜のメンバーの方が控えというかオルティゴサがまだ合流間もないとか色々あるのは承知のうえだけど、やっぱりあの試合を見た人には「控えとスタメンの間に横たわる何か」っていうのを感じたのではないかと(あの時にはスタメンだったメンバーも居るんだけど)

端的に言うとシュートがない。シュートが無いっていうのは川崎戦のあとの時の引用にあった

「ボールを繋ぐ」のではなく、「ボールを動かしながら相手を動かし、いつボールを出し、どこから攻めようか覗う」』

の部分で言えば動かしながら伺うっていう部分がまだ。慣れなのか、技術なのか、連携なのか、はたまた自分がそのスイッチを入れるんだって意識の問題なのか。そこはよくわからないけど、伺ったり仕掛けたりが足りない気が。

ただ、スタメンにしても今節の臣の有無での違いがわかりやすいし(それでもまだもっと仕掛けられるんじゃ?って思うくらいだけどそこは勝手な想像)、やっぱり何が足りないのかははっきりしないけど、足りないなという気はする。

反対に言えば、臣とか水野(はまだ足が痛むらしくしばらくは羽生さんと入れ替えって起用になるんだろうな)とか、あとはパラナとかオルティゴサとかあたりが入ることで「スイッチが入りやすくなる」って言うことから好循環に入る可能性があるっていうのは断片として見えたのかなと。水曜で言えば堀米とオルティゴサのラインは良かったというか、数少ないスイッチが入るシーンだった。合流間もなくともああいうのができるって、技術なのかそういう「フィニッシュに持ち込むっていうイメージ」を既に持っている、というかフィニッシュから逆算してプレーしてるってことなのか。

ちょっとづつ良くなるんだろうなってイメージが見えてきてるだけに、それが続いていく事と、それが今苦労してるメンバーにもつながっていく事を願いたいなと思ってたら、明日もう試合。6月が全く試合ない影響がもろに出てるわ…ナビ予選が存外にしんどい。