果実酒のススメ
そんなに酒飲むわけでもないけど果実酒作ってる。飲むのもそうだけど作るのが趣味的に楽しい。
何が楽しいのかって言われると、変化するっていうことと、オリジナルアレンジという辺りでしょうか。
代表的なのが梅酒。
その製作過程は(下ごしらえを除けば)
・梅と氷砂糖を順に瓶詰め→そこにホワイトリカー(焼酎)を注ぐ
で終わりなわけです。単純明快。
去年作った梅酒(半年経過時)
なんですが、実際は
・果実を何にするか(梅とかりんごとか他にもいろいろ)
・砂糖は何にするか(氷砂糖、黒糖とかいろいろ)
・注ぐお酒は何にするか(焼酎、日本酒、ウォッカ、ウイスキーとかも?アルコール度数だけには気をつけよう)
・どれくらい置いておくか(フレッシュにできてすぐとか、数年置いてもいいし)
など年に一回くらいしか作らない割にはいろいろアレンジできるし、仮に同じ物を作ったとしても、その年で出来栄えが勝手に変わるわけで(素材の質、保管環境など)
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「50年に1度の出来栄え」
10年「2009年と同等の出来」
で、おなじみボジョレー・ヌーボー的な言い回しになる気持ちがちょっとわかる。かも(ここまで極端にはならんでしょうが)
そんな感じで毎年の変化を楽しむも良し、毎年違う素材のものを実験するも良し。
あと、最初は氷砂糖と酒と果実だったのが、だんだん果実酒に変化していく様を見ていくのはなかなか楽しいです。商売用でもないのでそこまで来にして何かしなくてもいいとなると、手間かからないし。いつの間にかとろみが出てきてたり、色が変わってたり、そういう変化を楽しめるのもひとつの醍醐味だったりはします。
もちろん、完成したものをどうやって楽しむかも。果実でジャム作るとか普通に飲まないでアイスに掛けてみたりとか。結構いろいろな場面で色々な楽しみ方があったりするのが果実酒づくりだったりします。
今年は目についたさくらんぼ酒を作ってみたけど、はてさてどんな出来になることやら。
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