一を聞いて虚数解

枠の外の話

書きなぐりメモ、iPhone 6 Plus買ったついでに5を振り返る

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携帯は白、おっきいのは黒。という謎ルール適用。
5とは何だったのか
・電話機の延長としてのiPhoneはほぼ完成の領域だったなと。
ゲームとか動画再生にせよ、画像・テキスト他の手のこんだ編集とかを除いた「コミュニケーション+カメラ+音楽プレイヤー」という部分に関しては。→最初のiPhoneってこの辺をまとめあげるつつインターネットな端末だったので。iPhone初期からのコンセプトはひとつの完成形を見たんだろうなという感じが5にはあった(実際はそこにさらに磨きのかかった5sと5cが出ることになるんだけど)だからこそau5の残念感は大きかった。LTEつながってたら普通に継続使用してた気すらある。
・サイズとしては通信機としては完成形だった
ただ、SNSとかメッセージをやるには画面がやや小さかった。
ただ、画像を見るサービスを見るには画面が結構小さかった。
ただ、カメラとしてはちょっと小さかった気が。
ただ、ゲーム機としては小さすぎた。
auの2GHzLTEに対してのカルマを貯めるアイテム。
細い回線を知ることで効率的な運用について考えるための知育的な。5Sと5Cはちゃんとした電話機の再定義。むしろ2GHzしか無いソフトバンクとか絶望だったろうし、そりゃプラチナバンドとかわめくわけだ。

6+(と6)の感想
んで、それを踏まえた6+の感想。
auってこんなにLTE設備立ててたんだっておもった。3Gと1xって文字をなかなか見なくなった。自分の行動範囲を考えるとなかなか凄い。

デカイ。GALAXYNote3一年使ってなかったら相当苦戦してたろうなって思うほど。文字入力はqwertyばっかりだし4の時に5直前だけど、ホームボタン死にかけだからって応急的につかってたAssistive touchをハナからフル活用だし。とはいえ、アプリが対応してくるとこのサイズからの見やすさは大きいなぁってなる。アプリのアップデートで対応してくれるとデベロッパーに感謝の気持ちを覚えるのでオススメ。

OSがAndroidっぽくなってるのは当然の流れだろうなと。ただ、他のところの機能をiOSで使いたいって思うことは多かったし、うまく融合させて行ってもらえるならそれはそれで強みだと思うんで。アイヴが拗ねない程度に頑張っていただきたい。変えても変えなくてもブーイングが飛ぶ環境ってつらそう。

画面サイズというか操作性はAssistive touchがもうちょっと上手いことジェスチャー的なもので呼び出して消したり、touchIDで呼べたりしたらまた変わるんじゃないかなぁっておもった。

どっちにしてもOSもアプリも対応がこれからなので、今結論出すの難しいだろって思う。単純に今だけならAndroidのほうがいいだろうし、その優位が覆せるかどうかはまた別の話とはいえ。

以下、余談
今後のiPhoneってどうなるんだろう
iPhoneと言うかモバイル端末がってなるんだろうけど、だいたい「電話機」ではなくなる感じはある。plusなんて単純にそんな感じ。電話・コミュニケーション・音楽プレイヤー・カメラの5までの機能から先、それが何かって言われると「タブレットって何に使うの」的な人によって様々なのでなんとも。ただその拡張系ってだいたい「画面が大きいほうが有利」っていうのがあるのかと思うので。

5系を踏まえた上で、iPhoneというかiOSというかAppleが次にモバイル端末をどうしていきたいかって考えると当然「新しいこと・既存のことでもこれまでの電話機から拡張した使い方」を模索することになるんで。となると日本がガラケーで通った道ってのはどこかで必ず通るだろうと。てか通らないワケがない。

だからコミュニケーションとカメラと音楽プレイヤーをこなすだけで良かった頃とは違い、アプリにせよゲームにせよWebにせよサービスにせよやりたいことは増えるし表現したいことは増える。なので画面が大きくなる。

同時にOS。これまでとは違う新しい事、拡張したことをやるってことは「スキューモーフィズムでは再現できないことを表現する」ってなるとスキューモーフィズムを残すと今後表現できるものと出来ないもので統一性がなくなるというおそれが出てくるので電話機としての完成を見た段階でOSを変えつつデザインを変えたんじゃないかなと。(このへんを読むと既存のUI以上に質感表現をしてたってのは、正確にはスキューモーフィズムとは違うので、スキューモーフィズムを捨てたってわけじゃないっぽいけど、フラットデザイン方向に踏んだっていう意味合いではあるかと)
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って考えると、今の領域でいいとすればiOS7をあそこまで変える必要はなかったろうとは思う。5sの段階がある意味「過渡期にするには完成度に余裕があった」という意味かもしれないけど。

大きさとOSの変更は表裏一体で両方変わって、さらに両方が整って初めて次のiOSに行けるんじゃないかなと。あとアプリの出来についてはiOSのつよみであり、画面が大きくなるほどアプリのできが肝要になるという感じだし、その両面からしてAppleの端末の画面サイズが大きくなるのはしょうがないのかなと。ならiPadでいいじゃんってのも無くはないけど。その次の機能がインフラ的なものになっていくので時間がかかるっていうのはあるんだろうけど。ガラケーと同じ道だが果たして…