一を聞いて虚数解

枠の外の話

モノクロの使いどころメモ

超久々にカメラもって写真撮った。その辺の話はまた別の機会にってことで、今回は撮っててたまたま使ったモノクロエフェクトが妙にはまったので、その面白くなる瞬間についてメモ。
RAW→カラー現像
P3080094 | Flickr - Photo Sharing!
すごく雄大な山なんだけど、普通に撮るとあまりインパクトないし、逆光に負けて白飛びしまくる。
逆光は正義ではなかった?

ただ、こういう「逆光+複雑で見どころとしては微妙な風景+微妙な天候」をモノクロにすると
RAW→モノクロ現像
P3080094 | Flickr - Photo Sharing!
日差しが結構生きる。雲の形や山の稜線など、線が複雑な方が面白さが出る。モノクロってカラーがない分「光の明暗」や稜線とかの「光(ないし陰)の形」の面白さが目立つんだなって思った。逆によくWebとかにある「ちゃんと普通に撮れたものを単にモノクロにした」ものはちゃんと写ってる分そんなに訴えかけるものは出ないような気がした。(ちょっと露出暗くしすぎたけど、光が射すのがわかりやすくなるので、それはそれでありかと)
P3080094
P3080094 | Flickr - Photo Sharing!
なお、オリンパスのカメラにあるラフモノクロームエフェクトを使うと、もっと激しくなるけど、粒状感すごすぎて稜線が大雑把になりすぎるので、これはこれで難しさというか違ったものがあると言うことがわかる。ただ部分的に山に陽射しがあたってるのは強調されてるので好き。雪山の日光の有無での見た感じが違うっていうのがわかりやすく出てるのでぱっと見インパクト出て、元のカラー写真より何を見て撮りたくなったのかがはっきりする良さがある。

わりと逆光に遭遇しやすい自分としては、逆光時でもそれなりに面白く撮るためにこういうやり方もありなんだなと思わせてくれたので良かった。あと、このカメラとレンズ(E-M5+M.Zuiko 45mm F1.8)もはまった感じある。

城福さん退任に寄せて その2:今後はどうなんだろう

城福さんとの3年で色々変わったなぁって思うけど、具体的にどこかって言うと、走ってる頃にはわからなかったけど退任して振り返るとわかる。かもしれないので振り返る。

3年間でJ2からJ1に上がったチームって位置からJ1の下位に位置するチーム。っていう変化をしたのかなって思う。意味合いとしてはにたようなものじゃんとか言われそうだけど試合への評価、スタイルへの理解、その辺の間隔は見る方も粘り強さと言うかその辺が出てきてるなと思った。チームダヴィでの勝ちあがりの2012も、8連敗した2013も、勝てないながらも勝ち点積み重ねて2014も。とにかく「粘り」っていう部分があったと思う。

そこはスタジアムで見てても、ベテランでも若手でも同じようにそういったチーム戦が出来て、規律が保てる戦いができるようになったりと現場的成長はこの結果がすごく物語ってた。今年なんかは相手のおこぼれの部分はあるけどそれでもチャンスとしては少なかったしそのチャンスが転がってきたのは後半で、その時に3連勝みたいな事できたのはそのへんが大きかった。とは間違いなく思う。

観客動員とかクラサポ人数とかは落ちてるんでピークと現状の差があるとはいえ、そのへんの成長のお陰で減少幅食い止めてるってことなのかもしれない。

とはいえ、此処から先は結構むずかしいなとも。退任時、退任後と誰もが暗に思ってた事をもろに城福さんに言われちゃって。甲府の今後に対して致命的なことをもう一度指摘されてしまったことは今後、真に解決するまでずっと付きまとうんだろうなと。クラブとしての環境と行政の問題が。

初めて明かす甲府での3年間の秘話。城福浩が語るプロヴィンチャの苦悩。(1/7) [オフサイド・トリップ] - Number Web - ナンバー


さっくり言うと、昇降格を繰り返すことで観客が我慢強くと言うか、ある程度割り切りが出来てきた良さの半面、町としての盛り上がりの爆発力が減ってきて行政という腰の重いところを動かすのは大変になってきてるなぁと。(初昇格の時に某練習場の裏切りに近いアレはひどかったなぁって)

プロクラブとしての環境は正直アレなところは、最近改善が始まったけどそれでも固定できる練習場がないというJ2上位でも最近は少ない状態(最近のJ2上位金持ち多すぎという点はともかく)まず、それを3年間ずっと言われてた。で、それをどう解決するかって時に、クラブがすごい金持ってて自前で用意できるならともかく、スタジアムとか考えれば行政との連携は必須なんだけど、そこから先はある意味潰れかけのころより微妙な関係。地域密着的に見た時に優等生的な扱いをよくされる甲府ですが、そのリターンって時には逆に存続問題時期の影がいつまでも残ってる感じ。小瀬の使用料に都合つけてもらっているとはいえ、練習場とかに関しては某町がアレな事した後に医大と韮崎市に助けられてようやくという状態。

助けてくれるところもあるけど、それ以外は冷たいというか盛り上がる時にそれに乗っかって、盛り上がらなければ最低限の付き合いに留めることでローリスクでリターンを得る魂胆なように見える。グローリーハンター的なのではなく、なまじ付き合いは続けてるのでなお強く出せない。それが今後クラブが上に行くとした時には辛いところで、それを今後どうやって解決していくか。それは非常に根深さがある。

さらにここも城福さんが言っちゃったけど、この2年の苦しみながらの残留によって「現況でもなんとかなるんじゃね?」という方にそういうところが思考として流れてるんじゃないかと。

その手の人達からすれば「ローリスクでリターンがあればいい」って訳で、リターンよりもリスクが少ない方がいいという思考になる。つまり「現状の成果を手出しを少なくして得られればいい」って発想になるわけで(某町なんか最たる部分ある)結局のところ、「予算を削りつつ現状維持(か何らかのラッキーで上昇)をするチキンレース」的な仕組まれたジリ貧なのは言うまでもない。

それをどうやって打ち破るか。設備を整え、J1で戦える程度の水準の同じ程度の予算でやっていけること。ということを確保できるか。が問題かと。このへんは選手にも本来コーチングスタッフにもお門違いの部分なわけで。じゃあフロントが…なのかって言うと、それもあるけど首長とか議員(に付随して行政職員)とかは住んでる人たちが選んでるわけなんで、サポーターというか住んでる人たちがどうやってその手の人達に訴えかけるか。っていうところなんだと思う。

問題は自分がその範疇に居ないので、偉そうに言う立場でないので、あとは皆様に委ねるしかないんだけど、今年の成績を持ってもこの冬の移籍市場がこうだったという現実を見れば多少はいい方に動いてくれる…といいなぁと思う次第。

ここもまたこの3年で得た(ように思える9「粘り」が大事。なんじゃないかなと。

そして次の樋口さんでのサイクル。でどうなるか。2015の立ち位置はそんな感じかなと思います。

AmazonがKindleにfireされて一年が過ぎました

って書きたかっただけなんだ。しょうがない。特に意味はない。

主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎましたとは編集

が、どうせなのでKindle fire HDX一年使ってどうだったか書いておく。誰も長期使った感想書かないし、この手の端末で長期間使わないでアンボックスだけですべてが分かった面してる量産型ブロガー気取りは早く滅びて欲しいです。

とりあえず簡単に感想をまとめると「電子書籍端末とタブレットの間という位置に立ってる、消費的行動に特化した非常に稀有な端末である」ということ。

どう使ってるかって言うと、単純に「どこでも持っていける寝床の本兼ブラウザ兼動画プレイヤー兼目覚まし時計時々ラジオ」出張多いんでこれがひとまとめだとかなり楽です。実際は「AndroidでもiPadできる事」なのは事実なので、そんなにマストバイとかそういう感じでもないですし、メリットとして訴求力低いし、デメリットのほうが訴求力高いんであれなんですが、実際宿とかだと外でiPhoneとか使って充電したいんで、こういうもう一台があると案外楽。

電子書籍端末として
電子ペーパーでないと論外っていうならしょうがないけど全体的にはいい作りで
色味:色温度高め(黄色っぽい)なのか他の端末より白が刺さらない
残像:ページスライドする時に残像っぽいのが残りづらい
→総じて書籍が読みやすい作り。なお青帯はガッツリあるので諦めよう
OS:PCデスクトップの延長で見ると不評だけど、アプリと書籍・動画などのコンテンツが同じレイヤーにあるデカアイコンのスライダーはデスクトップ的UIよりワンタップとアプリの起動の手間が省けるのが地味に強い。
動作:これは確実に軽快で、マンガ読む人にはオススメこれ安く買ってその分漫画買った方がいいくらい。
総じて電子書籍リーダーとしてはOSレベルで動いてる強みがかなりあると思う。ただ、当然直射日光に弱いので、電子ペーパーと一長一短な感じはある。

あと、HDX7だけのメリットとして「リアカメラが無い」というのがあると思う。電車とかで使う時に「リアカメラがあることで相手を圧迫しかねない」とかいう気兼ねがないのは、個人的にはすごく良い。どうせこれで写真取ること無いし。本なんだからどこでも気にせずされず使えてなんぼだと思う。

タブレットとして
アプリが弱い:これは事実。コインもらえたりするんでラッキーなところあるけど、この端末でGmailとかYouTubeとかもろもろ使いたいのは事実。各種サービスのオフィシャルクライアントは揃ってるのでそこまで困らない。GoogleMapがせめてデフォで使えればなぁと。単品の魅力として考えるともうちょっと機能豊富でGooglePlay使えてもいいじゃんよって。ただ、そこら辺は最近のファブレットの発展というかスマートフォンの大型化で割り切れる雰囲気出てるのが地味に追い風。

バッテリー持ち:OS4に上がってから極端に変わって実用的になった
液晶:青帯はあるんで覚悟しておけ
動作:動作を気にしたことなし
OS:3の時には原因不明の起動しない事件がたまにあったけど、4になってからは結構安定

生産的・消費的の行動で端末が別なのは、消費的行動が出来なくても充電できる場所につくまで全く身動き取れなくならない、その日のバッテリー充電の心配的にもKindleがバッテリー切れても連絡ができなくなることはないというような安心感につながるので地味に良い。最近の端末がバッテリー交換効かないのもそこら辺は追い風かなと。Kindleの場合端末は安いので使い潰して買い換えるときもそこまでためらいが少ない感じ。(iPadmini一台でKindlefire二台かえるとかね)

こんな感じで、一台で「液晶端末としては使いやすい読書端末」と「消費的行動をする時にストレスを感じないタブレット」と「目覚まし時計」が合わさった珍しい端末に仕上がってる。なので、他のAndroidiPadとも共存できる感じだし、電子ペーパー端末と両方持っててもそんなにだぶつくことはない(特にマンガ用途が強い日本だと)かなと。Amazonが現状オンラインコンテンツでトップクラスの品揃えななので、今後もここの強さはつよいなぁってなる

買ってちょっと経ったの時の文章と大差無いようだけど、使い続けて裏を取った感じと、最近のモバイルデバイスの潮流に合わせた結果の感想なので、多少はアップデートされた感じではある。

Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット

Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット

城福さん退任に寄せて その1:3年間おさらい

今年一年時間ないのでサッカーネタというか甲府ちゃんネタ書けなかったなぁと。いってるあれよあれよのうちに残留とか退任とかいろいろ来てしまって。例年ならざっくりまとめたいけど、城福さんは甲府史上に置ける大木さんと並ぶか越えるかってくらいの監督になってきてるんでその退任によせていろいろ考えないといけないなって。ってことで、3年を振り返ることで来年からの何かが見える。かもしれない。

2012年(J2優勝)
主な加入:高崎・盛田・佐々木・福田・フェルナンジーニョ
主な退団:マイク・パウリーニョ・阿部(吉)・ダニエル・吉田

就任時は2012年。というか2011年のチームの崩壊と降格を踏まえての就任で(降格が決まった最終節大宮にスカパーの解説で居たってのが微妙にドラマチックですが)パウリーニョ、マイクを筆頭に、阿部(吉)ダニエルらの主軸ががっつり抜けて、吉田・内山の左SB両名一気に移籍と、チームがボロボロに。目玉として高崎とかは来たものの、ダヴィを使うと明言し後ろも2011に補強したメンバーががっつり抜けて大丈夫なんかという前評判。誰もがこれは数年スパンの復帰だなぁとなってたわけで。が、結果はJ2連続無敗記録を更新しての『優勝』。

ついでに、ダヴィはクラブ史上初の開幕戦初勝利を始め、あらゆる場面で勝負強さを発揮。発揮しすぎてそのオフに引き抜かれるくらいにまで復調。この年取った佐々木・盛田・福田は主軸に成長。とくに佐々木は左SBコンバートの上デビュー戦から大暴れ。

この年にはあまりのダヴィ偏重に「チームダヴィ」と各位から揶揄されましたが、前年のチーム崩壊の後でこれなので、この結果をこの戦力でって言われた際には唯一の正解を導き出したんだなって今となっては思う次第。むしろこれ以外で優勝はおろか昇格できる術教えて欲しいくらい。

とにかくチームダヴィとしての練度は凄まじいくらいで、無敗記録作っても勝ちきれなかったり、底まで強くなかったりするのはダヴィが取れなければあとはそのままというのすらあったくらい。攻め手が他になかったというのも多分にはあるけど、それが後々の守備組織のベースになってたんだなと。その辺の「チームとして戦術に徹する」っていう自分が思う今の甲府らしさってところの土台ができてたんだなと。当時は思いもしなかったけど。

2013年(J1 15位)
主な加入:青山・新井・河田・パトリック・マルキーニョスパラナ・平本・水野・羽生
主な退団:ダヴィフェルナンジーニョ・片桐・高崎・永里・ウーゴ他
ダヴィが抜け、途中加入の起爆剤フェルナンジーニョが抜け、昇格組特有の選手が来ないスパイラルにハマり、切り札だったバレーはジュリオの噂とともに清水へ取られ。急いで取った外国人は「当たるまで引く外国人ガチャ」と揶揄される入れ替え頻度。目玉の水野もケガをして、羽生さんは60分限り。安心のヴェルディブランドの両ベテランと青ちゃんさんが気を吐きつつ、昨年をベースにしたディフェンスは通用するも、絶望的な得点力不足が尾を引き8連敗で中断。

今思えば平本(2011年3部リーグ所属)さんとウーゴ(2014年2部でも活躍できず)でJ1戦うって、字面だけでもすごい。

ただ、ここからパトちゃん・パラナおじさんがようやくガチャ当たり。降格候補2チームが順当に降格とまさかの磐田が自爆という間隙を縫っての残留。ここでも他にやり方ないだろうというディフェンスベースからの柏・パトリックでの高速カウンターに突破口を見出しつつ、SBの佐々木をCBにして今のCBを形成。と新井もケガがなければもうちょっとボランチで出番多かったのかなと。河本も8連敗を止めたり出番あり。GKも河田が荻からスタメンを奪ったり奪われたりでよい競争。

前評判の低い2チームが居たのはあるだろうけど、8連敗からの持ち直しでの残留というのは離れ業。ここでもチームダヴィから同じ堅守速攻的だけど、フィニッシャーダヴィとは違って突破口だけどフィニッシュはからきしのパトリックを使うチームに中断期でアジャストさせたのは凄かったし、それが出来るだけのディフェンスのベースというか通用する部分を残せてたのは大きかった。しかもそれが来季にもつながった。

2014
主な加入:クリスティアーノ・阿部(翔)・下田・稲垣・阿部(拓)
主な退団:パトリック・柏・河田・羽生・平本

そして2014年。ダヴィフェルナンジーニョに続き2年連続で攻撃の軸が引っこ抜かれる事態に。というか主な加入って実質クリスとアベショーだけ。しかもおそらくはクリスの相棒になりそうなFWの獲得には失敗してる感が(後にあんな事をしてることから見ても明らか)戦力的には去年より頭数事態まず少ない。しかも湘南・大分→神戸・ガンバ。降格『確定』枠にカウントされて納得してしまうレベルの不利。ディフェンスラインは維持に成功したものの、トドメに大雪。さすがに覚悟はしたさ。

しかも頼みのクリスティアーノも相方がいないがために向いてない1トップにせざるを得ないがために超空転。またしても攻撃力が絶望的なことに。結局この3年城福さんも「守備組織と言われてきたけど、守備の練習はほとんどしていなくて、ほとんどを攻撃に割いていた」っていうのは本当なんだろうなと。とにかく攻撃の軸が毎年必ず根こそぎいなくなってた。けどディフェンスラインは維持出来てた。

で、結果的に盛田さん(38)FW「再」転向という驚愕の事態。2013初頭からスピード面でスタメン落ちが多く、3バックになってからは佐々木にポジション取られてて、一度は0円通知まで来てたなかでのまさかの再契約からのFWとしてキャリアハイ。

ただ、盛田さんも腰痛めたり、90分は持たない時もあり、欠場となるとクリスの空回りは止まらないし、それでもクリスしか突破口を開ける選手が居ないわけで。回る時と回らない時の差が激しいチームであったのは確か。ワールドカップ中断明けは盛田さんが居ても、基本的にはそこを抑えれば回らなくなるというメタを対戦相手にはられてしまい、また得点力不足が深刻なことに。

阿部(拓)はともかくキリノの補強は完全にそこの打開だった(うまく言ったかはともかく)。

反対にDFは2012から基本的な部分は踏襲し、2013の3バックを継続してリーグ随一の堅守をシーズン通して維持。シーズン頭のセットプレーの脆さも改善していったし。ただ、WBが左のアベショーはともかく、右が固定できずにいた(福田がケガ)のとシャドーも流動的で、ボランチも新井がまだ安定しきらない、下田がおもったよりレギュラーに食い込まない、保坂がケガ。とパラナ以外に難しさがあったりして、守→攻に入るところに難しさが。

最終的に途中加入の阿部(拓)がシャドーとしてチームに馴染んで、盛田・克哉との連携がとれた。それによってクリスティアーノが個人能力で勝負できるサブに回ることで一定の解決をみた。という状態。セレッソと大宮のあからさまな自滅と、その絶望的な攻撃力の中で引き分けの勝ち点を積み上げることで、最高難易度のなかでの残留+チーム最高順位+2年連続残留という結果に。

そんなこんなで3年間、攻撃の構築に苦労し続けたんだなぁっていう今更の気付きと、それをサポートできない編成と退任時におもいっきり言われてしまった練習環境ではあったなと。その中で初年度に揶揄されながらも築き上げた守備組織がこの三年の軸になってたし、だからこそ攻撃力の問題を途中加入でリカバリー出来たし、変な話その選手が毎年引きぬかれて、その先で活躍してたわけだし(パトリックなんて甲府で2013やってなかったら2014のガンバの獲得があったかすら微妙なわけだし)

あと、ルーキーの育成もすごく良くなった。とれる人材そのものの質が格段に上がったけど、甲府ルーキーズは目玉級は佐々木がこの三年でリーグ屈指のDFに、河本は浮き沈みありながらも怖さのある選手への片鱗は見せ、下田はセンスはあるので身体を作ればという状態。をJ1で見せてるという部分が凄い。それ以外でも稲垣が運動量を武器に活躍の可能性を見出し、橋爪はWBとしてちょっとづつ馴染みつつあり。

堀米はJ2でのレンタル行脚を終えてこれからが…と、J1と舞台を上げてることを考えればかなりの成長を遂げる事例も見せ始め。

いや、本当に壮絶な3年の中で成果を上げてたんだなぁという。とりあえずあらすじおさらいということで。この3年がチームと見てる人とに何をもたらした(ように見える)かはまた次。

システムの上は自由であって欲しい。

blogってプラットフォームの利点ってなんだろって急に考えてた。
「長文書いても短文で終わらせても怒られない」「写真を載せなくても構わない」
ってところなんじゃないか。

世のSNSは「写真」に重きを置いてる。文字数制限があろうとも無かろうとも長い文章は基本読まれないし敬遠される。「まとめサイト」とか「キュレーション」とかいうどうしようもないのが隆起してるのもだいたい長文が読むのも書くのも面倒だから(書く方は分量割こうともちゃんと書けよとはつねづね思うが)

掲示板とかパソコン通信とかは制限の中でああいう短文文化になったし、コミュニケーションだと短くすることには見やすさと「略称が通じることでの繋がってる感」とかもあるだろうし。このへんは必然だとは思う。

その辺をさておき、テキストメインのサイトが定期的に簡単に更新できるプラットフォームがblogってシステムなんで。レスはあるかもしれないけどとりあえずただひたすら書く、そのための場。のためのシステム。書評なのにその本より長い文章になってもいいのではとも思うし、書評(10文字)でもいいじゃない。あくまでシステムなんだから

画像を載せるのは百聞は一見にしかずっていうしいいことだとは思ってる。けど、べつに機種のパワー任せのくっそ重い画像を並べたあの辺のアレを見るとそりゃないわーってなるのも事実だし、それはいいけど「機種のパワー任せの画像を貼るのがインターネッツのお作法」みたいな風潮に染まるのも嫌だ。

もちろん、反対に画像しか載せないのもblogはありなんだろうなとも思うし、そのへんの自由さが「blog術」とかいうのでなくなっていくのが嫌だなってなる。

要はblogって「投稿・編集管理プラットフォーム、ないし、そのシステム」なんで、そこに対して「こうしろ、ああであるべき」って話isめんどくさいし滅びて欲しいし。あの辺がそれで飯食ってるからなんだと。俺は自由にやらせろ。ただそれだけです。ハイ。でもその方が絶対面白くなる。

書きなぐりメモ、iPhone 6 Plus買ったついでに5を振り返る

http://instagram.com/p/tJm0JDnJRK/
携帯は白、おっきいのは黒。という謎ルール適用。
5とは何だったのか
・電話機の延長としてのiPhoneはほぼ完成の領域だったなと。
ゲームとか動画再生にせよ、画像・テキスト他の手のこんだ編集とかを除いた「コミュニケーション+カメラ+音楽プレイヤー」という部分に関しては。→最初のiPhoneってこの辺をまとめあげるつつインターネットな端末だったので。iPhone初期からのコンセプトはひとつの完成形を見たんだろうなという感じが5にはあった(実際はそこにさらに磨きのかかった5sと5cが出ることになるんだけど)だからこそau5の残念感は大きかった。LTEつながってたら普通に継続使用してた気すらある。
・サイズとしては通信機としては完成形だった
ただ、SNSとかメッセージをやるには画面がやや小さかった。
ただ、画像を見るサービスを見るには画面が結構小さかった。
ただ、カメラとしてはちょっと小さかった気が。
ただ、ゲーム機としては小さすぎた。
auの2GHzLTEに対してのカルマを貯めるアイテム。
細い回線を知ることで効率的な運用について考えるための知育的な。5Sと5Cはちゃんとした電話機の再定義。むしろ2GHzしか無いソフトバンクとか絶望だったろうし、そりゃプラチナバンドとかわめくわけだ。

6+(と6)の感想
んで、それを踏まえた6+の感想。
auってこんなにLTE設備立ててたんだっておもった。3Gと1xって文字をなかなか見なくなった。自分の行動範囲を考えるとなかなか凄い。

デカイ。GALAXYNote3一年使ってなかったら相当苦戦してたろうなって思うほど。文字入力はqwertyばっかりだし4の時に5直前だけど、ホームボタン死にかけだからって応急的につかってたAssistive touchをハナからフル活用だし。とはいえ、アプリが対応してくるとこのサイズからの見やすさは大きいなぁってなる。アプリのアップデートで対応してくれるとデベロッパーに感謝の気持ちを覚えるのでオススメ。

OSがAndroidっぽくなってるのは当然の流れだろうなと。ただ、他のところの機能をiOSで使いたいって思うことは多かったし、うまく融合させて行ってもらえるならそれはそれで強みだと思うんで。アイヴが拗ねない程度に頑張っていただきたい。変えても変えなくてもブーイングが飛ぶ環境ってつらそう。

画面サイズというか操作性はAssistive touchがもうちょっと上手いことジェスチャー的なもので呼び出して消したり、touchIDで呼べたりしたらまた変わるんじゃないかなぁっておもった。

どっちにしてもOSもアプリも対応がこれからなので、今結論出すの難しいだろって思う。単純に今だけならAndroidのほうがいいだろうし、その優位が覆せるかどうかはまた別の話とはいえ。

以下、余談
今後のiPhoneってどうなるんだろう
iPhoneと言うかモバイル端末がってなるんだろうけど、だいたい「電話機」ではなくなる感じはある。plusなんて単純にそんな感じ。電話・コミュニケーション・音楽プレイヤー・カメラの5までの機能から先、それが何かって言われると「タブレットって何に使うの」的な人によって様々なのでなんとも。ただその拡張系ってだいたい「画面が大きいほうが有利」っていうのがあるのかと思うので。

5系を踏まえた上で、iPhoneというかiOSというかAppleが次にモバイル端末をどうしていきたいかって考えると当然「新しいこと・既存のことでもこれまでの電話機から拡張した使い方」を模索することになるんで。となると日本がガラケーで通った道ってのはどこかで必ず通るだろうと。てか通らないワケがない。

だからコミュニケーションとカメラと音楽プレイヤーをこなすだけで良かった頃とは違い、アプリにせよゲームにせよWebにせよサービスにせよやりたいことは増えるし表現したいことは増える。なので画面が大きくなる。

同時にOS。これまでとは違う新しい事、拡張したことをやるってことは「スキューモーフィズムでは再現できないことを表現する」ってなるとスキューモーフィズムを残すと今後表現できるものと出来ないもので統一性がなくなるというおそれが出てくるので電話機としての完成を見た段階でOSを変えつつデザインを変えたんじゃないかなと。(このへんを読むと既存のUI以上に質感表現をしてたってのは、正確にはスキューモーフィズムとは違うので、スキューモーフィズムを捨てたってわけじゃないっぽいけど、フラットデザイン方向に踏んだっていう意味合いではあるかと)
http://shunter1112.tumblr.com/post/49930346699

って考えると、今の領域でいいとすればiOS7をあそこまで変える必要はなかったろうとは思う。5sの段階がある意味「過渡期にするには完成度に余裕があった」という意味かもしれないけど。

大きさとOSの変更は表裏一体で両方変わって、さらに両方が整って初めて次のiOSに行けるんじゃないかなと。あとアプリの出来についてはiOSのつよみであり、画面が大きくなるほどアプリのできが肝要になるという感じだし、その両面からしてAppleの端末の画面サイズが大きくなるのはしょうがないのかなと。ならiPadでいいじゃんってのも無くはないけど。その次の機能がインフラ的なものになっていくので時間がかかるっていうのはあるんだろうけど。ガラケーと同じ道だが果たして…